プルーフ・オブ・オーソリティ（PoA/Proof of Authority）とは

プルーフ・オブ・オーソリティ（PoA/Proof of Authority）とは、主に分散型コンセンサスであるプルーフ・オブ・ステーク（PoS）などで成せない場合の代替コンセンサスアルゴリズムとして存在します。

※PoAを採用するチェーンをプライベートチェーンなどと呼ぶ。

プルーフ・オブ・オーソリティ（PoA/Proof of Authority）は、ID認証とステークに、ビザンチンフォールトトレランス（BFT）を利用した高パフォーマンスなコンセンサスアルゴリズムです。

ネットワークは、ID認証されたステーカーから過去の承認などから得た評判を基に選出されたバリデーターによって運用されるため企業や組織団体など向けであり、それらを対象としたものとなっている。

※分散性を排除した仕組みであると悪く表現されたりもしているが、特定の目的の上で非常に有効であるためその限りではないことは知っておくべきです。

目的としては、独自チェーンの立ち上げや集中型による高パフォーマンスの実現ならびに分散型で引き起こされる問題対策のためなどが多いようです。

最後となりますが、最近のブロックチェーンプロジェクトにおいては他の要素や技術と組み合わせることで集中型における弱点をなくした進化版のプルーフ・オブ・オーソリティ（PoA/Proof of Authority）の開発などが進んでいます！